米子市F様邸の気密測定を行ないました!
米子市に建築中のF様邸。
屋根、壁、基礎の各外張り断熱工事、そして樹脂窓の設置が完了した2022年1月27日、気密測定を行ないました。
平成25年省エネ基準は、「断熱性能」と「一次エネルギー消費基準」を基本にしていますが、弊社は「断熱性能」には気密(隙間)測定が重要と考えており、平成14年からずっと気密測定をしています。
◆ F様邸の気密測定値
写真の気密測定器にて、家の気密測定(家じゅうの隙間)をしていきます。
5回測定し、その数値をグラフ化していきます。
建物の面積は延べ110.13㎡ですが、床下、屋根裏等も含めると実質床面積は136.97㎡となります。
計測結果の数値で、総相当隙間面積が11c㎡となっています。
総相当隙間面積を実質床面積で割り、相当隙間面積を算出します。
相当隙間面積=総相当隙間面積/実質床面積
0.08c㎡/㎡=11c㎡/136.97㎡
※この建物110.13㎡(33.31坪)の家じゅうの隙間は11c㎡…3.3㎝×3.3㎝です。
今回の当社の測定値は、同じ建物を次世代省エネ基準(5c㎡/㎡)に当てはめた場合の総相当隙間面積の1/62以下の数値となります。
※計算式(5c㎡/㎡=684.85c㎡/136.97c㎡)
実際のC値は0.08c㎡/㎡
※機器で測定可能な最小値が0.1c㎡/㎡の為、画面に表示されています。
これまで150件以上の気密測定を行ってきました。
何れも相当隙間面積は0.1~0.6c㎡/㎡で納まっており、築10年を超える建物でも夏の涼しさ、冬の暖かさは変わりません。
「断熱+気密」で断熱性能が向上し、そして住まいを良い状態に維持する事に繋がると強い確信を持っています。