「とっとり地中熱の家」の気密測定(米子市)
「とっとり地中熱の家」の気密測定を行ないました!
米子市に建築中のT様邸。
屋根、壁、基礎の各外張り断熱工事、そして樹脂窓の設置が完了した令和2年4月24日、気密測定を行ないました。
平成25年省エネ基準は、「断熱性能」と「一次エネルギー消費基準」を基本にしていますが、弊社は「断熱性能」には気密(隙間)測定が必要と思っているので、平成14年からずっと気密測定をしています。
気密測定の基準は、平成11年の次世代省エネ基準:1平方メートル当たり5平方センチメートル(5cu/u)以下です。
◆ T様邸の気密測定値
写真の気密測定器にて、家の気密測定(家じゅうの隙間)をしていきます。
5回測定し、その数値をグラフ化していきます。
建物の面積は延べ127.52uですが、床下、屋根裏等も含めると実質床面積は171.66uとなります。
計測結果の数値で、総相当隙間面積が12cuとなっています。
総相当隙間面積を実質床面積で割り相当隙間面積を算出します。
相当隙間面積=総相当隙間面積/実質床面積
0.1cu/u=12cu/171.66u
※この建物127.52u(38.58坪)の家じゅうの隙間は12cu…3.4p×3.4pです。
これを次世代省エネ基準の5cu/uで算出すると
858.30cu・・・29.2p×29.2p
※上記建物の71倍以上の隙間となります。